病気にかかったら
病気にかかった時はまず、ファミリードクターに連絡をとります。
1. 診察が必要な時は予約を取ります。
2. 症状が緊急を要すものであれば、エマージェンシールーム(ER)へ行くよう指示があります。
基本的には、電話予約を入れてからドクターに診てもらう。クリニックによってはウォークイン(walk-in)という時間が設けられており、その時間帯にクリニックへ行けば予約なしで診てもらうことができる。
予約の際、予約日がかなり先の日になってしまって、自分の症状がひどい場合は、ドクターにその旨を伝え何とか早めに診察してもらえるよう相談してみる。もしくは、応急処置などの的確な指導をしてもらう。
診察時について
診察時に聞かれる内容として次のことが上げられます。
1. 症状について
病気の症状がいつから始まり、痛みがあるようであればどの程度のもので、鋭い(sharp)または 鈍い(dull)痛みなのか等を聞かれるので、詳しく答えられるようにしましょう。病気の内容によっては家族歴(家族、親戚の罹患した病気の記録)について聞かれる場合もあります。
その他にも聞かれる項目はありますが、前述したのが主な項目になります。その他に自分で気になる点があったらドクターへ遠慮せず相談しましょう。診察後の採血等の簡単な検査以外の精密検査は、予約をまた改めて取り、他の機関で受けることとなります。
検査や手術を受ける際は患者にあらかじめその内容や方法の説明をきちんと受ける権利があるので、分からないことは何でも質問をし内容を明確にし自分で納得した上でそれらを受けるとよいでしょう。言葉の不安がある場合は、通訳を無料で斡旋している医療機関を利用するのも手です。
診察後に不当な扱いを受けた等感じた場合、患者を守る機関Patient Advocacyに相談することもできます。すべての医療機関にあるわけではありませんが、この辺りではMGH内にあります。
2. 服用している薬について
服用している薬の名前、そして1日に何回どのくらいの量を飲むか詳しく聞かれる。もしアレルギー等がある場合も忘れずに伝える。
処方箋
診察後にドクターから出された処方箋はStickies、ファーマシー (Pharmacy) へ持っていき薬を調合してもらいます。大概その場ですぐに調合してくれますが、混雑時や薬の種類により時間を要することもあります。その際は何時に出来るかを確認しその時間に取りに行くようにします。
医療費と保険
一般的に医療費は日本に比べると割高です。特に、歯科に関しては顕著に感じることでしょう。
アメリカの
保険制度は日本とは異なります。政府が提供しているものには低所得者向けのメディケイド、65歳以上対象のメディケアの2種類があります。これらに該当しない場合は民間の保険会社に加入することになります。会社に属していれば福利厚生で保険に加入出来る人も入れば、自費で加入しなければならない場合と会社の形態によって違ってきます。また、保険のプランにより私たち加入者の負担額も使用出来る病院も変わってきます。病院のエマージェンシールームでの待ち時間も保険の有無により変わってくる場合もあります。
<民間医療保険の種類>
(1)医療保険 Medical Insurance
入院、手術、医療診察費、高額医療費などの幅広い医療費をカバーする。
(2)歯科保険 Dental Insurance
腫歯予防治療からブリッジ、義歯などの高額治療まで、歯と歯茎の治療費をカバーする。
(3)眼科保険 Vision Care Insurance
眼科医などに支払う視力検査費のほか、眼鏡やコンタクトレンズの購入費が支給される。
(4)処方箋カードシステム
Prescription Drug Card System
加入者がカードにより医薬品を購入できるシステム。
体温計等の単位
体温計
体温計等の単位について 日本とは違う単位システムの体温計や視力表示方法についての説明

日本とアメリカでは重さや長さの単位が違いますが、体温計の単位も違います。アメリカではFahrenheit/F°(華氏)が一般的に使用されています。日本では摂氏C°が使われているので、華氏で数字を見てもピンとこないかもしれません。ここでは、摂氏と華氏を比べてみましょう。
アメリカの検温方法は、口腔内(舌下)が一般的です。日本でいう平熱と発熱の境は舌下で98〜99F°(37C°位)でそれ以下なら平熱100F°以上なら発熱と考えられます。またドクターが薬の投与を判断する基準は101F°以上です。乳幼児は肛門検温で100F°以上が発熱とされる。
視力について
アメリカのでは視力の表示法も日本とは異なります。アメリカでは視力が20/30(0.67)以下を眼鏡着用の基準と考えます。